2024.2.3.

Mo画伯、
ついに自立す(最終回)

6年ぶりの更新です。
 
さて、6年前に美術の学生だったMo画伯。
 
その後順調に大学をご卒業。
コロナ禍に最初の就活に戸惑いながらも
新潟市の印刷会社にご就職しデザイン部門を担当。
 
その後ご結婚され、仕事も独立。
現在はご主人の仕事の関係で千葉県松戸市に在住。
フリーのデザイナーとしてご活躍されております。
自称、ネット環境さえあればどこででもできる仕事。
 
特に「文字」デザイン関係のお仕事を得意とされ、
稀にテレビ関係者や大手出版社からの依頼があった時は
大いにお喜びになり、大騒ぎをなさっておられます。
 
正直申しまして、どんな業界においても、
独立したフリーとして自分の腕一本で飯を食っていくことが
簡単に行くわけがないことは当然予想されましたので、
親としましてもそれなりのいらぬ心配はしておりました。
 
しかしよく考えてみれば、
高校時代に才能を開花させ将来の道を自覚。
その目標実現に向けた的確な進路選択としっかりした実技試験の準備。
大学でのデザインの勉強は水を得た魚のようだったことでありましょう。
卒業後は印刷会社社員として実力の基礎を固めつつ、
余暇の時間でセミプロとしてデザイン活動を開始。
その活動が軌道に乗り仕事へ発展。
そして会社の理解を得つつ独立。
 
決して根拠のない無謀な挑戦ではございませんでした。
夢に向けて一歩ずつステップアップなさっておられた、
合理的な選択と実績を伴う行動だったことが後でわかります。
 
もちろんご本人にとっても、初めから線路を引くように
ご計画されていたわけではなかったはず。
その時その時で迷いながらも決断し、
全力を出した結果がたまたまこうなった、
ということでございましょう。
 
とにかく、無事に社会人として自立なされたMo画伯。
 
今後も楽な道ではないでしょうが、
好きこそものの上手なれ。
経験こそ財産。
若いうちじゃないとできないこともある。
あんじょう、きばりや。
 
これからは身内のよしみで、
当店の仕事に関する文字関係のデザインは、
ただで手伝わせよう、と企んでおります。
 
とまあ、次女のMo画伯も無事自立しましたので、
以上で連載は終了でございます。
 
どっとはれ。